高齢者用住宅斡旋

宅地建物取引業界の支部の消費者保護推進委員をしていますが、区から高齢者用の住宅斡旋の要請があります。各業者とも「家主が単身高齢者の入居を敬遠する」との意見が多くあります。理由は孤独死があった場合を想定するからです。家主の立場を考えると、痴呆症になった場合や部屋で孤独死などがあった場合、大きな負担を強いられますので、なかなか積極的に高齢者には提供したがらない訳です。
補助制度や保険制度はありますが、最終的に行政側も責任をとるのを避けますので、なかなか進展しません。家主に負担を掛けず、また、問題が発生した場合の受け皿となる組織が必要ではないか。
高齢化が益々すすみ、独居高齢者が増えるに従って社会問題化するのではないでしょうか。



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