1ドル120円を超えると危険水域

2014年12月4日に一ドル120円になりましたが、これを安倍政権成立時の2年前から予測をしていた専門家の方が居ました。
その方は経済学者の野口 悠紀雄(のぐち ゆきお)氏です。野口氏は2013年1月に「一ドル120円くらいになったら危険水準に入る」と断言していました。
「出来もしない物価上昇率2%という目的を掲げるのは本当の目的を隠すため」と指摘しています。
野口氏によると、巨額の財政赤字を持っている政府はほぼ例外無くインフレを目指し、今の日本政府は法律を改正して日銀を政府の支配下に置いて、
無尽蔵に国債を発行させることを考えているとのことです。
そして、無尽蔵に国債を発行させてしまうと、円の価値が暴落して物価が今の100倍くらいなると野口氏は予測しています。
そこまでに到達すると、終戦直後の日本と同じように定期預金がチャラになるようです。
危険な兆候の一つの目安は一ドル120円という値で、これは消費者物価を2%上げるためには輸入物価が4割上る必要があるという値から導き出されました。

野口悠紀雄氏:インフレ目標2%は達成不可能




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