カジノリゾートの候補地

政府は、法案が国会に提出される前に、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)について、2020年の東京五輪パラリンピックまでに横浜市大阪市の2か所で開業を目指す方針を固めた。
IRの候補地には、全国20か所以上が名乗りを上げてきたが、五輪までに開業できるのは、再開発計画などで適地のある横浜と大阪と判断した。
横浜市は、再開発計画が進む山下ふ頭(約50ヘクタール)が誘致先となる。政府高官の選挙区であり、ここには政府高官の盟友で、大きな港湾、荷役の元締めもやってきた建設会社がある。
大阪市は、大阪湾の人工島・夢洲ゆめしまが本命視されている。橋下徹大阪市長が誘致に熱心で、関西国際空港にも近く、広大な未利用地(約150ヘクタール)を抱える。
松井一郎大阪府知事と政府高官の連携で進められた話だと思われる。




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